超音波検査(子宮、卵巣、卵胞確認)
卵胞とは卵子が入っている袋状のもので、この卵胞が育つ状態を超音波で確認します。
卵胞の育ち具合を見て、タイミングをとる日を決めたり、育った卵胞がしっかり排卵しているかどうかも確認するために必要な検査です。
低温期採血
月経開始から2~5日目くらいの時期で行うホルモン検査です。
基礎の値を検査することで、卵巣機能の確認をする事を目的とします。
高温期採血
卵子が排卵した後の卵胞は黄体化し、プロゲステロンが分泌されます。
基礎体温はこのプロゲステロンの分泌、働きによって上がり、高温期へと移行していきます。
抗ミュラー管ホルモン(AMH)
AMHとはアンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンで、 女性の卵巣予備機能を知る指標になると考えられています。
卵管造影検査(HSG)
子宮卵管造影検査は造影剤を用いて子宮
内腔の状態と卵管の通過性を調べる検査です。
この検査をすることによって
「卵管の疎通性」
「卵管周囲の癒着等の推測」
「子宮内の形状異常やポリープの診断」を調べることが出来ます。
排卵確認
超音波検査で、卵胞が排卵しているかどうかを確認します。
採血でも、排卵を確認することができます。
クラミジア検査
クラミジア感染症は骨盤まわりの炎症や癒着、卵管の通りを悪くしてしまうことによって卵子と精子の出会いの場を閉塞させたりする原因となる感染症です。
おりものの採取、あるいは、採血で検査をします。
精液検査
男性側の検査で、精液量、精子濃度、運動率、正常形態率を調べます。
精子の所見が不良だった場合、提携先の泌尿器科に紹介状を出す場合もあります。
ビタミンD、銅・亜鉛採血検査
血液検査で、ビタミンD、亜鉛が充分に足りているか採血にて検査を行います。
ビタミンDは着床の部分に関わる栄養素の一つです。
亜鉛は細胞分裂を促す作用があり、また子宮環境を整え、着床率を向上させると報告があります。
亜鉛の血液検査は、体内の銅の濃度とも大きく関わっているため、銅と亜鉛の関係性から2つの濃度を調べます。
検査後、数値別に必要量のサプリメントのおすすめします。
また、現在の食生活の改善などの指標になります。
自費診療となります。
費用:ビタミンD検査:3,300円(税込)
銅・亜鉛検査:3,300円(税込)

